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常温工法

常温工法とは、アスファルトの防水工事を行う際に常温で材料を付着させるやり方のことを指します。常温で施工を行うので、これまでは熱により材料を溶かして貼り付けていた方法とは異なり、施工時に発生していた熱や煙、におい、危険を伴う設備や施工の問題がなくなりました。そのため安全性の高い材料で火気も使用することないので、安全に工事を行うことができ、また現場周辺の環境を汚染することもないでしょう。特に施工を行う際の二酸化炭素の排出量は、これまでの熱による防水工事の25パーセント以下となっているので、環境にも非常にやさしい工法と言えます。
常温工法は3つの種類にわかれ、ひとつはルーフィングの裏に改質アスファルト系の粘着層を設けて、ロール状に巻かれた状態から剥離紙をはがしながら下地に張り付けていく工法です。耐熱性が高く、耐水性や寸法安定性に優れ、下地への追従性も高いという特徴があります。もう一つがアスファルト系の塗膜防水材でルーフィングを張り付けていく工法です。2000年代に突入してから使われるようになり、有害な成分を使用することがないので、作業中に火災や中毒の心配がありません。
そして1980年代初頭にヨーロッパから輸入されたトーチ工法と呼ばれるものです。トーチバーナーの直火によってルーフィング材をあぶりながら溶かし、防水層を形成する方法です。均一性が高く、熱によってジョイント部分を溶かして張り付けるので完全に一体化し、高い水密性を持っています。

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