コラム・用語集
COLUMN- 用語集
トーチ工法
トーチ工法というのは防水層を施工する際にトーチバーナーによって溶着施工で防水層をつくる方法です。
従来からあるアスファルト防水工法に比較すると安全性に優れているという特徴があります。これはアスファルト防水工法では溶融釜でアスファルトを溶融させる必要があって、これによって臭気が発生するなどのリスクがありましたが、トーチ工法では、バーナーで溶着させる工法になるため、そのようなリスクが少なくなります。全く臭気がないというわけではありません。また、この技術は従来の方法に対して比較的習得が容易という事があって、多くの現場で使用されるようになったという事があります。さらには、環境問題がクローズアップされるような時代になった事から、環境にやさしいと考えられるこの方法がよいと考えられるようにもなりました。
防水材には、合成繊維の二つの面にアスファルトをコーティングしたシートをしようしており、これによって高い防水性能を発揮しやすい状態にしています。高い気密性を保持すると共に、耐久性も良くて耐用年数が大きくなる傾向があるので、多くの場所で用いられる工法となっています。
短所としては複雑な形になる工事には向いていないというところがありますが、防水の工事をする時にはそれほど難しい形状になっている事は少ないので、それほどこの短所が気になる事は少ないと考えていいでしょう。ビルの屋上やマンション、ベランダなどで使用されているのがこの方法です。
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