コラム・用語集
COLUMN- 用語集
接着工法
接着工法とは下地の全面に接着剤を塗布して、防水シートを張り付けていく工法のことをいいます。密着工法ともいうのですが、全面的に接着することで下地と防水層の間に空気の層をなくすことができるため、耐風圧性に優れているメリットがあります。
接着工法は接着剤を下地に塗って防水シートを張り付けていくという工法のために、特殊な機材などが必要なく、比較的短い工期で工事を完了させることができるので、コストを抑えることができる工法です。また下地と密着させていくので、工事が終わった場所は歩くことも可能で、作業がしやすいのもメリットです。一方でしっかりと乾燥させてから工事を行わないと、防水シートとした時の間に水分がたまってしまい、それが原因で防水層にひびが入ってしまったり、場合によっては膨れてしまうなど、ムラができてしまう可能性があります。
接着工法の手順としては、まず下地の部分をきれいに清掃して、砂や塵や埃、油脂などを除去していきます。完全に乾燥していることが確認出来たら、接着力を高めるプライマーを塗布し、接着剤を下地とシートの裏面にムラなく均一に塗布します。接着剤によって乾燥するまでの時間が違うこともあるので作業をするときは注意が必要です。接着剤を塗布し終わったら、シワになったり空気が入らないように注意しながら張り付けていき、最後にローラーなどで圧をかけて密着させていくのが、密着工法の作業の流れになります。
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