コラム・用語集
COLUMN- 用語集
粘土瓦葺き
粘土瓦葺きとは、粘土を焼きあげて作った瓦のことを指します。近年建築されている建物は洋風化に伴い、昔ながらの和風住宅は減る傾向にあります。そのため屋根に瓦が使われている住宅も少なくなっています。しかし粘土瓦葺きでであれば様々な色や形があるので、和風の住宅、洋風の住宅問わずに使用できるというメリットがあります。そのため現在でも粘土瓦葺きを使用している住宅は多く見られます。また屋根瓦は存在感があるので、一般的な住宅の屋根よりも見栄えのある外観となるでしょう。
最大のメリットとしては、メンテナンスの必要がほとんどないということです。一般的な屋根材の場合には塗料で着色しているので、色落ちしたり塗装がはがれたりすることがあり、このような症状があった場合には塗り替えを行う必要があります。塗り替えを行わずに放置すると、雨水が染み込み雨漏りの原因にもなります。粘土瓦葺きの場合には瓦そのものに色が付いているので、経年劣化による色あせはありません。そのため維持費を最小限に抑えられるといえるでしょう。塗り直しが必要となる屋根の場合には、10年に一度は塗り替えを行わなければならないので、その都度メンテナンス費用がかかります。しかし粘土瓦葺きであれば塗り替えを行う必要がないので、維持費を考える必要もありません。また耐久性に優れているので頻繁に交換する必要もなく、割れたり壊れたりしない限り取り換える必要がないので、ランニングコストに優れています。
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