コラム・用語集

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機械固定工法

機械固定工法とはシート防水の際にシートを固定する方法の一つです。他にも接着工法や湿式工法がありますが、機械固定工法は現在最も使われています。入隅コーナー部と防水端末部にシート銅板を固定し、そこにビスやディスク板などを使って防水シートを固定する方法です。シートを接着しないので、亀裂や振動、目地の挙動などの影響を受けることがほとんどありません。当然接着用の層もいらないので、軽量化にもつながります。またシートを使った工法なので、意匠性にも優れています。シート相互の接合は、溶着剤または熱風にて一体化します。シールで仕上げる場合もあります。上からシートを被せて施工するので旧防水層の撤去が不要で、下地調整の必要もほとんどないため、撤去作業・廃材処理・新規の下地作りや雨養生などのコストを大幅に低減することができ、改修に適した工法です。機械的に固定する工法なので、降雨・降雪後でも直ちに作業が可能であり、工期の短縮が図れる上、単層防水のため接着剤の乾燥待ちの必要もなく、よって工期の短い建物に向いています。欠点は、躯体にビスを打ち込む際に振動と騒音を発すること、躯体に強度が求められること、歩行には適さないことなどです。また当然、躯体に穴を開けてしまうことになります。つまり金具を使って固定するので、それ故のメリット・デメリットがそれぞれあると言えます。既存防水層がまだまだ綺麗な状態で、漏水も無く防水下地がほとんど劣化していないようなら、わざわざ下地に穴を空ける機械式固定工法を選ぶべきではありません。固定金具は躯体によって、いくつかの種類から適材適所で選択する必要があります。

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ぼうくん

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