コラム・用語集
COLUMN- 用語集
プライマー
プライマーとは、英語のプライマリーが語源から来ているもので、「一番初めに塗る塗料」の事を総称して呼んでいます。塗る事で下地処理剤や表面処理剤等の効果があります。
ではプライマーにはどのような役割があるかというと、簡単に言うと結合力を補強出来るという点です。もう少し具体的に言うと、接着剤と表面との密着性を高めてくれるという点があります。表面を密にする事で接着剤が付きやすくなり、その結果被着材同士が馴染みやすくなります。つまりプライマーは下地に接触して、その上に塗る塗料にも接触するので色々な技術上の細工に活用する事が可能だという事です。例えば、接着以外にも錆び止めの顔料を混ぜる事で錆び止めの塗料になったりもします。これを下地の金属等と接触させる事で、全体の防錆力を大幅にアップさせる事が可能です。
プライマーといっても色々な種類があり、まずシーラーと呼ばれるものもあります。シーラーは主に塗装工事専用の下塗り材として使われる事が多いです。その理由は塗装表面と上塗り塗料との密着性を高めてくれ、その結果吸い込みムラを抑えてくれるからです。その為シーラーは粘り気がそれ程なく、サラサラしています。
またフィラーと呼ばれるものもあり、これは下地のでこぼこを調整して平らにさせる役割があります。平らにする必要がある為フィラーは厚く塗るのが特徴です。
他にも表面に施すものという意味のサフェイサーというものもあり、これは塗装表面の小さい傷やでこぼこを埋めるだけでなく、塗装表面の色合いを均等にして、上塗りした時の発色をきれいにする事も可能です。その為プライマーは下地に重点を置いていますが、サフェイサーは上塗りの仕上がりに重点を置いているという特徴があります。
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