コラム・用語集

COLUMN
  • 防水工法

通気緩衝工法ってどんな工法?どんな時に?

通気緩衝工法は、ウレタン防水の密着工法を行う際に、下地に水分が残ってしまい防水層が膨れ上がり破断したりすることを防ぐために行われます。屋上など下地の水分が多くなりがちなところに適している工法です。

手順として初めに高圧洗浄を行い、汚れをきれいに落とすことから始めます。次に伸縮目地の撤去、ひび割れ部分の補修も行い表面が平滑になるようにしていきます。目地の撤去した部分にシール材を充填しますが、充填する前にプライマーを塗ることも大事です。目地が完成したらドレンの取り付けを行い下地を補修して行き、へこみ部分などがなくなるように均一にします。さらにプライマーを前面に塗布したら、自着シートの貼り付けと脱気筒の取り付け、立ち上がりメッシュの貼り付けなども行い、前面に3回程度ウレタン防水材を塗布して完成になります。手順は、業者によって違う方法が行われることもあります。

自着シートが通気緩衝工法用のものになっていて、穴が開いており、自着しない部分が通気溝になって下地からの水蒸気を逃すことができるようになります。上からの降雨を浸透させないようにしながら、内側からの湿気も脱気させることが可能になります。

通気緩衝工法を屋上に行うと、ある程度の断熱効果が期待できるようになります。東京都足立区でも冬の寒さが厳しいときや、夏の猛暑の影響を少しでも遮り室内に影響が届かないようになれば、気温のコントロールがしやすくなってエアコンの使いすぎを防いで経済的にもなります。

お問い合わせCONTACT

雨漏りや建物の劣化で防水・改修・塗装工事などのお見積りやご相談など、
まずはお気軽にお問い合わせください。

ぼうくん

加盟団体 MEMBER ORGANIZATIONS

新防水は以下の団体に加入しています。
数多くの団体に加盟することで様々な材料・工法に対応しておりますので、安心してお任せください。

  • 全国防水工事業協会
  • 日本アスファルト防水工業協同組合
  • 関東防水リフレッシュ事業協同組合
  • サラセーヌ工業会
  • エコ・ウレックス工業会
  • 一般社団法人機能性外壁改修工業会
  • 全国イーテック防水工業会
  • 日本セリノール防水事業協同組合
  • 全国ジェットスプレー工法施工代理店