コラム・用語集
COLUMN- 防水工法
ベランダの防水はなぜ大事なの?
ベランダの防水が疎かになっていると建物の老朽化に影響してきます。木造住宅の場合は、雨漏りで水が建物の内部に侵入すると柱や梁を腐食させ、鉄骨住宅であっても骨組みにサビが発生し、強度が下がります。建物内部に侵入した水分が壁や天井の変色、カビの発生からアレルギーなどの健康上の被害を引き起こす可能性にも繋がってしまいます。そのため、ベランダの防水が大切になってくるのです。
ベランダがひび割れている場合は表面の塗装がひび割れているのか、防水層がひび割れているのかを確認します。表面だけであればトップコートで塗装を修繕することが出来ますが、防水層がひび割れている場合には防水層の修繕が必要になります。
また、雨漏りが起こる場合はベランダの防水の劣化が酷い場合です。表面だけではなく、構造にひびが起きているため、家の中にまで水が入る状態です。老化が進行するため、すぐに家全体の確認が必要です。マンションの場合は、自分の家だけでなく下の階やマンション全体に影響を及ぼすことも考えられますので、気になることがあればすぐに確認しましょう。
ベランダの防水方法は3つに分類されます。一つ目はERP防水。これはプラスチック材料の中でも衝撃性に強く、耐水性や密着性が強いため、現在の新築住宅などで多く使われています。長期間の紫外線には弱いため、定期的なトップコートの塗り直しが必要で、木造や鉄の下地には向いていません。二つ目はウレタン防水です。下地がどんなものでも対応できるため、ベランダ改修工事の需要が高い方法です。メンテナンスの目安は5年となります。最後は防水シートです。一番安い費用で、下地に直接貼り付ける方法のため短い期間で済ませることが出来ます。
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