コラム・用語集
COLUMN- 防水工法
環境にやさしい?常温(複合)工法っていったい何?
常温(複合)工法は環境にやさしい工法です。溶融釜を用いないことが、そのポイントであるといえます。一般的にアスファルトを使用する場合は溶融釜を使うことは有名ですよね。その場合は煙や悪臭が発生することになり、環境に悪影響を及ぼします。しかし常温(複合)工法では、材料を常温で扱うことになるため、煙や悪臭が発生することはほとんどないのです。過度な熱を使用することがないため、燃料が少なくて済むという意味でも環境に優しいといえるでしょう。現代のエコブームにおいて、環境に優しいことが注目され、東京の足立区などでも多く採用されるようになりました。
常温(複合)工法では専用の硬化剤を使用します。アスファルトを含むシートに硬化剤を用いて用意した防水材を組み込むことが大きな特徴です。その過程において煙は出ませんし、二酸化炭素が発生することもありません。従来工法の中には有害な溶剤を用いるものがあり、中毒などの人災を引き起こした事例が多くあります。しかし常温(複合)工法ではそういった溶剤を用いないので、中毒などが起こる心配は不要です。
常温工法の中には、自然工法と呼ばれるものもあります。こちらは自着する層があるシートを用いることが特徴です。耐水性はもちろんですが、耐熱性に非常に優れており、短期間で施工できるというメリットがあります。複合工法と似ていますが、細部に違いがあるため、状況によって使い分けることが多いです。
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