コラム・用語集
COLUMN- 防水工法
BANKS工法を選ぶメリットと注意点
BANKS工法は、次世代型アスファルト工法とも呼ばれています。
日本の既存・新築を問わず建物を守ってきたアスファルト防水100年の実績を持つ工法の進化系として位置づけているBANKS工法は、従来の工法であるトーチ工法と熱工法のその両方の利点を兼ね備えている工法という特徴があります。
BANKS工法ではトーチ工法と違って、下貼りルーフィングの表面を溶かしながら積層させる方法をとっています。工法の工程については、最初に表面を加熱することでアスファルトが溶け出す仕組みとなっている特殊ルーフィングをまず貼り付けておきます。次にその表面を専用バーナーを使用して熱しておきます。そうしてアスファルトを溶かしながら同時に従来の工法と同様にルーフィングを貼り付けて防水層を形成させるようにします。この工法によって従来工法では難しかった臭いや煙の解消の問題がなくなり、環境に優しくなりました。
BANKS工法は環境対応型のアスファルト防水工法として定着しています。この工法ではアスファルトの溶けた状態を目視することができるメリットがあるため、炙り過ぎによる失敗をなくすほかにムラのない確実な施工までできる点でもメリットとなっています。
注意点としては、アスファルトの溶け具合の確認については目視となっているという点がありますのでムラが出来ない仕上がりにするにはある程度作業員の腕(技術)が問われるという点にあります。
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