コラム・用語集

建築基準法によってマンションやビルなどの建物は強度や耐久性が一定の基準を満たすことが定められているので高い品質を維持することができています。但し、いくら基準値に準じていても経年劣化による様々な損傷や劣化はどうしても起こってしまい、その原因の多くが天候や風雨、太陽光の紫外線などが大きく影響しています。様々な要因はありますが、外壁や屋根などには少しずつダメージが蓄積されていき、その損傷がひどくなるとついには雨漏りや外壁の塗装の剥離や外壁タイルの剥離などにもつながります。
しかし、こうした損傷はなかなか気づくまでに時間がかかり、気づいた時には状況が悪化しているという場合がほとんどです。状態が悪化している場合は補修費などの負担が膨大になり、ビルやマンションのオーナー様にとっては大きな損害となりますので、定期的な調査をすることをお奨めします。特に散水調査は非常に有効です。防水工事業者のほとんどが散水調査のスペシャリストですし、その他の検査や調査も合わせて行うことができます。大きな損傷になる前に定期的なメンテナンスを行うことをお奨めします。