コラム・用語集
COLUMN- 防水工事
マンション漏水が発生した時に考えられる原因とその対策
マンション漏水が発生する主な原因として考えられるのは、外壁の傷みです。クラックと呼ばれるヒビが入っていたり、あるいは塗装の剥がれが発生することにより雨水が入り込むことにより発生します。この場合には修繕工事を行って対処することになります。また、建物内部における原因として考えられるのは、配水管の劣化です。マンションはコンクリート内に配水管を埋め込んでいますが、築年数が古くなること(経年劣化)によって劣化し水漏れを起こすようになります。マンション漏水としては頻度の高いもので、そのための対策も必要となります。
一般的には配水管の中にコーティング剤を塗ってサビなどの劣化に対処する形となります。それでもかなり劣化が激しい場合には、丸ごと交換することが必要となります。また外壁に関しても通常は大規模修繕工事で手直しをすることになりますが、その前に定期的にチェックを行い、クラックなどが見つかれば埋める作業を施すことで漏水対策になります。これも丁寧に検査をしていなければなかなか見つからないものですので、定期的な検査を依頼されたり、管理組合にてしっかり管理スケジュールを作成しておくとよいでしょう。また放置しておくと建物の躯体を傷めることにつながり、当然建物の寿命も短くなります。マンション漏水は見つかった時にはかなり内部まで浸水が進行していることが多いので、いかに予防策を立てるかが大切です。
ポイントは外壁の劣化と給排水管の劣化です。この2点を抑えておくことでかなり予防することができますし、その分マンションの寿命も長くすることにつながります。
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