コラム・用語集
COLUMN- 防水工事
屋上緑化に向いてる?アスファルト防水とは
アスファルト防水は溶かされたアスファルトを躯体スラブの上に流し込むことで行う、信頼性の高い防水です。
ルーフィングと呼ばれる工場で製造された防水層をアスファルトの間に挟んで重ねていく、手間のかかる工法でもありますので、アスファルト防水は、他の防水方法と比べて信頼性が高く、価格も高めの設定です。ルーフィングが幾重にも重ねられていることから、屋上緑化にも耐えることができる丈夫な防水です。
東京都足立区の建物でも屋根を緑化しているビルが増えてきましたが、ほとんどの屋上にはアスファルト防水が使われています。屋上緑化の方法は、積載荷重の重い場合は厳重な工法を用いなければなりません。アスファルト防水の上に保護のためのコンクリートを敷き、その上に、貯水と排水を目的とした部材が敷かれ、さらにその上に植物のための土が載せます。芝生などの軽量な緑化の場合は、土の変わりに人工軽量土壌が敷かれ、その上に芝張りがされることがおおいです。
屋上緑化の場合は土の盛られた緑化部分を、建物本体のパラペット部分から離す措置が必要になり、屋上の排水は、パラペット付近の排水溝や排水口から行われるため、その部分をメンテナンスしやすい状態にしておくことが大切です。
アスファルト防水以外の防水工法では、上部に重いものを載せることが難しいため、屋上緑化にはもっぱらアスファルト防水が用いられているのです。地球温暖化や都市部の気温上昇を抑える意味からも緑化は必要で、足立区では、多くのビルの屋上で緑化が進められています。
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