コラム・用語集
COLUMN- 防水工事
防水工事、高圧洗浄の必要性
ビルやマンションの屋上防水工事を行う場合、既存の防水層の表面や保護コンクリートの表面は汚れている場合がほとんどでしょう。コケや埃、ゴミ類がこびり付いていることが多く、何もせずにそのまま上から新たに防水工事を行ったとしても、しっかりした施工はできません。屋上防水工事の際などは、このコケや埃などをキレイに取り除いてから施工しなければ意味がありません。なのでまず最初に高圧洗浄機を使用して下地の洗浄を行う必要性があります。高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使って水を噴射し、水圧で汚れを剥がし取る洗浄方法なので、普通の清掃方法よりも短時間で済ますことができる上に綺麗になるので、大変効果的な洗浄方法です。
注意としては、水を使って洗浄するので、万が一屋上からの漏水があった場合に、下の階などへ漏水してしまう可能性があることです。建物の内部が水浸しにでもなったりすれば、何のための防水工事なのか意味がなくなってしまいます。そのためビルやマンションの屋上防水工事の場合は高圧洗浄を使用する業者はあまりいません。屋上の防水工事の際には、絶縁工法というものがあり、下地に接触しなで防水工事が行える工法なので、ホコリ程度なら問題になりません。下地をキレイにするために必ず高圧洗浄が必要だとは限らないので、状況に合わせた防水工事をおススメいたします。
お問い合わせCONTACT
雨漏りや建物の劣化で防水・改修・塗装工事などのお見積りやご相談など、
まずはお気軽にお問い合わせください。
03-3605-1855