コラム・用語集
COLUMN- コラム・改修工事
コーキングってなに?どんなところに使われてるの?
コーキングと一般の人が聞いてもどの様な物か分かりずらいでしょう。
端的に言うと大きな目的は、防水処理をするものです。最近の住宅でよく使用されているのは、冷暖房などの空調配管が室内から外部に出すために、外壁を貫通した部分から雨水などが侵入しないように配管周りに充填して防水の役割を果たします。換気扇などの排気口や外壁貫通部分などにも防水のためにコーキング処理を行います。また住宅の外壁に使われるサイディングの目地やジョイント部分などにも良く使用されます。コーキングはこの様に外部からの雨水の侵入を防ぐために、外壁を貫通した場所や雨漏れの恐れなある所に防水目的で施します。
他には外部に面したサッシ窓のガラス押さえなどに使用する場合もあります。もちろん雨水の侵入を抑える役目もありますが、それ以外にガラスのガタ付きを抑える役目もあるのです。
一般的な形状は30㎝ぐらいの長さで直径4㎝ぐらいの円筒状で、先端についている円錐状の出し口をカッターナイフなどで切り取って使用します。施工するための道具としてコーキングガンがあるので、これに装填して押し出してやります。筒から押し出された当初は粘りのある柔らかい粘土状のものですが、これをへらなどで綺麗に整えて数日が経過すると硬化してくれるのです。施工時には柔らかのでヘラやスプーンの裏などで綺麗に成型できるので便利です。プロはコーキングの長さや範囲が広い場合は、缶入りの2液用などがあるのでこれらを使用する事もあります。
材質もいろいろあるので使用目的によって使い分けたりもします。
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