コラム・用語集
COLUMN- コラム・改修工事
防水層とは?どんな役割があるの?
建築物の屋根やバルコニー、外部廊下の床は、何らかの防水措置がされています。表面には防火性能のある材料や、人が乗っても壊れない材料が張られます。その下には防水が役割の防水層が張られているのが一般的です。防水が必要な部分では、塗膜防水のように、その材料が単独で防水を担うこともありますが、屋上などでは、いくつかの材料が役割を分担して防水を行っています。
防水層の意味するところは、表面の材料と防水層が別れている場合の、防水を担う部材であることです。屋根等で表面に表れる材料と防水層が分けられる要因は、屋根等には、さまざまな役割が負わされていることにあります。屋根の役割は、雨露をしのぐだけに留まらず、外部からの火災の延焼を防ぐ防火性能や、人や物を載せるための強度も必要です。防水のための防水層は、アスファルトや高分子化合物でできているため、柔らかくて火に弱いのが一般的です。屋根等に与えられた複数の役割を全うするためには、性能の異なる複数の材料を複合的に使う必要があります。
主な防水層には、アスファルト防水、シート防水があり、中でも強度が弱く、火災の延焼の恐れがあるアスファルト防水は、他の材料と組み合わされて使われます。
東京都足立区に建つ建物は、勾配の付いた戸建ての住宅の場合はアスファルトルーフィングが防水を担当し、その上に屋根材が葺かれます。東京都足立区に建つ建物で、屋根がほとんど平らな陸屋根では、アスファルト防水やシート防水が使われています。
お問い合わせCONTACT
雨漏りや建物の劣化で防水・改修・塗装工事などのお見積りやご相談など、
まずはお気軽にお問い合わせください。
03-3605-1855