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トーチ工法(アスファルトトーチ工法)の特徴とそのメリット

トーチ工法(アスファルトトーチ工法)は、防水層の工事の手法の1つであり、トーチバーナーで防水材を溶接加工して防水層を形成します。防水材としては、主に合成繊維の不織布の両面にアスファルトをコーティングしたシートが利用されます。これを「アスファルトルーフィング材」と言い、トーチ工法における最大の特徴となっています。

トーチ工法(アスファルトトーチ工法)の主なメリットとしては、まず水密性の高さが挙げられます。これは、アスファルトルーフィング材を溶接させることでシートごとの隙間を無くすことができるためです。そのため防水層がダメージを受けることも少なくなるため、耐用年数も高くなるということも、メリットの1つとして挙げることができるでしょう。

また、同じくアスファルトを利用した防水工事の手法としては、アスファルトを直接塗って防水層を形成するアスファルト防水熱工法もありますが、これと比較すると、トーチ工法はアスファルトを溶かすために使う溶融釜を使用しないため、危険性は少なく、周辺への影響も少ないというメリットもあります。さらに、そのためにアスファルト特有の臭いも少ないため、アスファルト防水熱工法よりも、工事を行いやすく非常に需要の多い工法です。

一方、トーチ工法(アスファルトトーチ工法)デメリットとしては、アスファルトを利用することから、少なからず臭いが出るという点が挙げられます。これについてはアスファルト防水熱工法よりも臭いは少ないのですが、やはり、臭いそのものは出てしまいます。また、シートを使うという特性上、複雑な形状の箇所で工事を行うのには向いていません。そのため、トーチ工法を行う際には、その特徴を良く理解しておく必要があると言えるでしょう。

多くがマンションやビルの屋上、共有廊下やベランダなどでトーチ工法(アスファルトトーチ工法)は行われています。

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ぼうくん

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