コラム・用語集
COLUMN- 防水工法
絶縁工法とは。どんなメリットとデメリットがあるの?
防水のための工法には多くの種類があります。どの工法を用いるのか考える際には、それぞれのメリットとデメリットを把握しておくことが大切です。その一つである絶縁工法では、下地に防水層を接しないようにすることが特徴です。浮いた構造であるため、密着することなく空気が入っています。
絶縁工法には多くのメリットがありますが、一番は防水層が下地と接しないので、その影響を受けることがないことでしょう。つまり下地にクラックが生じても問題ありませんし、湿気があったとしても浸みてくることがないのです。
その結果、劣化しにくくなるので、一度施工してしまえば長期にわたって使用できます。さらに手軽さも大きなメリットといえるでしょう。一般的に軽量で取り扱いが容易です。そのため短期間で施工を行えることが多く、価格の安さも他の工法より優れている点として挙げられます。
一方でデメリットも存在します。重歩行に耐えられる強度がないということです。つまり車や人が多数出入りするような場所に使用することはできないのです。軽歩行であれば耐えられる強度はあるので、よく考えて採用する必要があります。
このようにメリットとデメリットがありますが、その利便性の高さから今では多くの建物で用いられています。特にあまり工事期間を確保できない場合に使われる傾向があり、緊急の改修において使われることが多いです。東京都の足立区でもよく見られますが、絶縁工法は都心部でも広く普及しています。
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