コラム・用語集
COLUMN- 防水工事
散水調査って何?なにがわかるの?
散水調査でわかることは、雨漏りしているところの特定と原因を突き止めることが可能になることです。雨漏りの原因を突き止め、適切な防水工事を行うには非常に大切な工程の一つでもあります。東京都の足立区周辺にも老朽化してきている建物が増えていますし、中には無理な増築や施工が行われたことが原因で、築年数が経過していないのに雨漏りが起きてしまっている建物もあります。
業者に散水調査を依頼すると、ホースにシャワーヘッドが取り付けられている道具を用いて、構造から雨漏りが疑われる部分に1時間から2時間程度散水して、雨を再現します。高圧洗浄などを使わないのは、水の勢いが影響して内側に漏れが発生して正確な判断ができないことがあるからです。低い場所なら脚立で十分ですが、高所を調べる必要があるときには足場などの組んだりします。
1か所を散水調査しただけで特定できなかった時には、場所を移動してまた別の場所で行うので、調査に半日程度かかることがあります。建物の中に水が漏れていきていることを確認する必要があるので、調査が終わるまでは現場に立会いしていただく必要があり、雨が降ってしまった日には、どこから流れ込んでいるか判別ができななくなりますので、調査を行うことができなくなります。
散水調査で雨の日の状況を完全に再現できず、場所が特定できないこともあるので、ほかの方法と併用したほうが良い場合もあります。調査後は、報告書と改修の見積もりを作成してもらうとよいでしょう。
業者によって散水調査費用は違いますが、足場を組むとさらにプラスになります。お客様の建物の規模により変動もしますが、中には報告書作成費用が発生するところもあるので、依頼を行う前に十分に検討しましょう。
防水工事をおこなう過程で散水調査は必ずおこなう必要があるわけではありませんが、雨漏り防水工事の場合は行うことをお薦めします。
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